2022年04月20日

歴史

今日はブログに書くこと決めていましたが

ついうっかり?

藤川先生のブログを見ていて

この動画に惹きつけられてしまったので

急遽変更です!(笑)


この動画って言うのはコチラ

国際連盟脱退時の松岡洋右の演説です。


まず

ボクたち庶民に与えられた情報は

ごく一部であり

ナゼそのような結論に至ったのか

また経緯はなんなのか

こういった動画もあるだけでも凄いことですが

切り抜きであって

わからないことがたくさんある。

その中で、読み手(閲覧者)側が勉強し

知りえた知識の中で

それぞれの見解があって

意見が違ってしかるべきということを

認識しないといけないと思います。


中学で習う歴史は

「国際連盟脱退」程度のわずか数行です。

興味を持ってくれた生徒達が

自ら勉強して

自分なりの意見を持ってくれたらいいなぁ

と思ってボクは授業をしています。


良いか悪いか

正しいか正しくないかなんて

人の数だけ意見があります。


「事実は1つで真実は人の数だけある」

と誰かが言っていましたが

その通りのように思います。

この場合の「真実」は「正義」でも意味が近い気がしますね。


話を戻します。

日本がナゼ「国際連盟脱退」しなければならなかったのか

ボクには「事実」はわかりません。

他の歴史的な事象も同様です。

だからいつも生徒達に

「自分なりの意見を持てるように勉強しよう」

と伝えています。


ボク個人として

(恐らく)当時も今も1番怖いのは

「同調圧力」だと思っています。

当時「戦争反対=非国民」みたいな発想を

多くの人達が表面上持っていて

意にそぐわない人達と対立したりしていました。

ボクたち日本人の奥底には

「みんなと同じ」であることが正しい

という意識があるのかもしれませんね。


死ぬとわかっている戦争に

我が子を送り出したい親なんているはずありません。

でも、言えなかったでしょうし

多くの先人達の犠牲の上に

ボクらの平和な日常が存在することに

感謝しなければなりません。


歴史の授業は

そんなことを意識しながらやっています。

で、結局

「国際連盟脱退」って板書するんですけどね。
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